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ライト/オフ(2016年/アメリカ/81分)

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監督 デビッド・F・サンドバーグ
脚本 エリック・ハイセラー
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演 テリーサ・パーマ- ガブリエル・ベイトマン ビリー・バーク 他


★★☆☆☆/2.41
客観指数 ★★★☆☆/3.18
(amazon-3.2/5、IMDb-6.4/10、ROTTEN TOMATOES-6.2/10、TSUTAYA DISCAS-2.97/5、YAHOO映画-3.46/5)
属性 ホラー 


動画サイトで合計1億5000万回再生されたという恐怖映像を、「ソウ」「死霊館」のジェームズ・ワン製作で映画化。暗闇に現れるという「それ」に怯える幼い弟を守るため、久しぶりに実家へ戻ったレベッカ。たくさんのライトを準備して夜に備えるが、次々と明かりが消え、暗闇から「それ」がレベッカたちを狙っていた。(映画.COMより)

いるのかいないのか

電気を点けると何もいないのに、電気を消すと「いる」!
漫画『不安の種』でもこのネタは使われてましたが、実際自分が遭遇したらパニクること間違いなしの恐怖を映像化。
しかしながら『MAMA』や『ババドック 暗闇の魔物』を混ぜ合わせたような既視感しかないストーリーラインは微妙。結構遊びのないマジメな作りながら81分という短さには潔さも感じます。

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強みと弱み(※ネタバレあり)

本作はかなりテンポ重視でして、「出た!」と思ったら「知人でした。」的なスカシはありません。大体冒頭30分はバカ要素やお色気を盛り込みたくなるホラーですが、本作は35分あたりで例の存在「ダイアナ」の正体を突き止めます。早い!早すぎるよ!

しかしながらこのダイアナ、『MAMA』にあまりに似ています。ハッキリ言ってMAMAの悪いところも全て受け継いでる。更には『ババドック』の「母親が病んでいて、そこに付け込まれる」というところもソックリながら『ババドック』ほどの深みはありません。この辺はキャスティングによるものもあると思います。

では、『MAMA』の悪いところとは何か?それはルールが明確でない上に、MAMAが物理的攻撃力を持ちながら自由自在にこの世とあの世を行き来できるという「勝ち目のない存在」だったところにあります。そして、本作のダイアナにもルールがありません。光の下、ダイアナはいるのかいないのか、これが分からない。

全ての元凶は、ダイアナに物理的殺傷能力があり、物にも人にも触れることにあります。そして、ブラックライトで照らすと見えるダイアナは、懐中電灯の光で火傷していました。つまりは、ライトをつけた時「消える」ダイアナが、懐中電灯の光で火傷するなどということがあってはならない訳です。これなら部屋の電気をつけた瞬間ダイアナを殺せますし、物理的に肉体を持つダイアナが光を点けた瞬間その存在も消しながら、しかし空間を移動しているという現象も意味が分からないのです。光が弱点なら、「光を点けると消える」という特性はどこか矛盾してしまいます。

この辺は、完全に「幽霊」を「モンスター」の手法で描く弊害だと思いますね。幽霊の怖さは物理的殺傷能力なんかではないし、「憎しみ」や「怨念」の発露が「怪力」というのは非常に馬鹿馬鹿しいのです。

恐怖の落書き

本作中盤で、レベッカの部屋でダイアナが床に「ダイアナ」と彫り物をする描写があります。何気にアレが一番嫌ですね(笑)。
何故ならこのクソみたいな落書きをどう大家に言い訳すればいいのか。この辺を攻めても面白かったのでは。例えば、光を当てると見えないけど、暗いと見える「ダイアナのうんこ」とかあったら最悪じゃないですか?

「肉体がある」ことには絶対的に負の側面もあります。それを超越して許されるのは神的な存在くらいじゃないでしょうか。ましてやこの手の化け物に備わって納得出来るハズもないのでありました。



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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ホラー

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