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Mr.タスク(2014年/アメリカ/102分)

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監督 ケビン・スミス
脚本 ケビン・スミス スコット・モシャー
音楽 クリストファー・ドレイク
出演 ジャスティン・ロング マイケル・パークス ハーレイ・ジョエル・オスメント 他


ベースメント指数 ★★★☆☆/3.17
客観指数 ★★☆☆☆/2.76
(amazon-2.8/5、IMDb-5.4/10、ROTTEN TOMATOES-5.4/10、TSUTAYA DISCAS-2.92/5、YAHOO映画-2.70/5)
属性 ○○人間 ホラー コメディ
<amazonはレビュー数3のためアメリカの方で。どこも面白いほど全く同じ評価(2.8前後)>


人間とセイウチの融合を目論む老人の狂気を、「クラークス」「ドグマ」のケビン・スミス監督が描いたホラー。(映画.COMより)

久々のイカれ映画

僕は『ムカデ人間』は未見なのですが、そのセイウチバージョンともいうべき本作。何故よりによってセイウチ!?なのですが、その辺はそれなりに違和感なく語られます。

ポッドキャストで収入を得るウォレスは、「キルビルキッド」と呼ばれる、刀で遊んでたら自らの片足を切断してしまった少年を取材するためカナダへ。しかしポッドキャストで散々ネタにされた彼は自殺。ネタに困ったウォレスは、バーのトイレに貼られた無数の広告の中から「冒険の話でも聞きに来てくれ」という孤独な老人を訪ねることに。それが悪夢の始まりであった…。

この老人が海を漂流した際、助けてくれたのがセイウチ。Mr.タスクと名付けたそのセイウチが忘れられない老人は、人間をセイウチに変えてMr.タスクの代役をさせるのであった。

ハイ、イカれてます(笑)。

何で本物飼うとかじゃなくて人間で作ろうとするの?っていうのと、セイウチ人間のあまりに無残なビジュアルが笑いどころであり、衝撃的ですね。

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彼女をぞんざいに扱うウォレス

狂気というオブラート

正直このセイウチ人間のビジュアルは相当キ○ガイ度が高いです。話のネタにもなりますし、見ておいて損はないでしょう。しかしながら映画としては、前半が良かっただけに後半の眠さや半端な締めはいただけません。

前半の良さとは、それはバカバカしさを狂気というオブラートに包んで進行してくところ。この老人の話術と内在する狂気が、バカバカしさをいい感じにくるんで中和してくれてます。老人からは知性や気品も感じられ、そのバカバカしさと裏腹に優雅な時間が流れています。

しかし後半は会話劇とも言え、字幕で見ると延々読んでる内に睡魔に襲われます。内容も結構どうでもいい上、オブラートのないあまり品のない笑いになってます。この後半については、僕は全く評価しません。「えっ、あの人ジョニー・デップだったの?!」という驚きもどうでもいいっちゃどうでもいいし、ジョニデの娘もちょい役で出演してるのですが、「ふ~ん」ですよね(笑)。

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タランティーノには遠く及ばず

この会話劇というのは「キルビルキッド」が登場することからもタランティーノを想起させます。タランティーノといえば、本筋と全く関係ないトラッシュトークが観客そっちのけでガンガン進行してくのが面白かったりするのですが、会話で画面を想像させるタランティーノと違い、本作は再現映像を使っちゃってるのが負けって気がしますね。そこは話術のみで想像をかきたてて楽しませてほしかったです。

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ラストについて(若干ネタバレ)

オープニングで「現実の出来事に基づく」と出ますが、エンドロールで種明かし。

実際のポッドキャストでの「こんな映画あったらウケる」という悪ノリを映画化した感じですかね。「人間は元々セイウチだったのではないか?」などラストまでかなり忠実に再現されています。が、ラストは変えるべきでしたね。

バカバカしさを狂気でくるんだ前半、後半はそのバカさが前面に、とくればラストは再び狂気なりシリアスで締めるべきだったと考えますが、一応シリアス寄りではあるものの人間ドラマがかなり中途半端でした。

まず、アリーとテディの関係、あれ最後どうなってんですか?ていうのと、それでもまだ「愛してる」とウォレスに言い放ったアリー。
それならお前もセイウチになれよと。ラストでアリーもセイウチになってたら笑いました。そして骨付きペニスで突かれながら「昔のアナタよりいいわ~」とか言いながらよがってたら収まり良くないですか?序盤のシーンでは続きはおあずけにしといて、昔の純朴さを取り戻したウォレスが昔より立派なイチモツで突いてくる訳ですから本望でしょう。そしてテディは悲しそうに去っていくと。

ネタ元があのポッドキャストだとすると、むしろ良くここまで形にしたなと感心してしまいますが、ちょっと後半勿体ないかなという感想です。

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正面及び全体像は一応お楽しみに自重




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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ホラー コメディ

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