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スノーピアサー(2013年/韓国・アメリカ・フランス/125分)

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監督 ポン・ジュノ
脚本 ポン・ジュノ ケリー・マスターソン
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演 クリス・エバンス ソン・ガンホ ティルダ・スウィントン 他


ベースメント指数 ★★★☆☆/3.40
客観指数 ★★★☆☆/3.31
(amazon-3.4/5、IMDb-7.0/10、ROTTEN TOMATOES-8.1/10、TSUTAYA DISCAS-2.81/5、YAHOO映画-2.82/5)
属性 アクション SF 終末世界
<日本は異様に評価が低く、海外はまた異様に評価が高い。>


「グエムル 漢江の怪物」「母なる証明」などで知られる韓国の鬼才ポン・ジュノが、欧米のキャストを招き、初めて手がけた英語作品。出演はクリス・エバンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、オクタビア・スペンサー、ジェイミー・ベル、エド・ハリス。原作はフランスのグラフィックノベル「Le Transperceneige」。(映画.COMより)


ポン・ジュノ

ポン・ジュノといえば『殺人の追憶』が有名ですが、僕が観たのは他に『グエムル』と『母なる証明』。韓国の映画って映像的には質感が似てるんで監督ごっちゃになりますが、『オールド・ボーイ』や『渇き』はパク・チャヌク。こちらもハリウッド進出して『イノセント・ガーデン』(未見)なる映画を撮ってます。この2人に加えて『サマリア』、『嘆きのピエタ』等のキム・ギドクが僕の中では「海外で評価の高い3大韓国映画監督」だと思ってるんですが、合ってますか?(笑)

で、ポン・ジュノですが、なんか土っぽいイメージです(笑)。土着的というか、とにかく煙草の煙と土まみれの登場人物って感じ。スタイリッシュの対極にある感じ。キム・ギドクも似たようなもんですが、もっと精神的な方向では洗練されてる感もアリ。しかしポン・ジュノはとにかく土まみれ、土臭い。

そんなポン・ジュノが撮ったハリウッド進出作(なのかな?)が本作なのですが、温暖化を阻止するための化学物質かなんかで凍結して生物が死滅した地球を舞台に、ノアの方舟と化した列車を舞台にゴタゴタしてる話です。コレが粗い。粗いし荒い。つっこみ出したらキリがないんじゃないかという作品になってます。
ここで無理な人は無理だと思いますね。僕も最初は観るのやめようかなどうしようかな、と思ってました(笑)。しかしこの荒さが逆に「こういうのが見せたいんだ!」みたいな熱量に感じられて意外と面白かったりして。そしてやっぱり土っぽい(笑)。列車の中だけど土臭い。

何のメタファーなのか

さて、舞台となる列車は自給自足しながら1年間で世界一周するという超大型車両になってます。最後尾には乞食同然の連中が生活し、先頭車両に近づくほど身分が上がっていきます。人種はゴチャ混ぜ、見た目完全韓国人ですが日本語喋る日本人も登場し、当然殺されます(笑)。スシが出てきたと思えば黒人が握り、バックの車窓には凍り付いた都市、とかなりシュール。上流階級の学校らしき白人の巣窟では、かなりバカにした演出でプロパガンダを鵜呑みにして幸せそうな教師と生徒が描かれます。そしてラストの展開。いや、確実に何かのメタファーなんですけど、僕の予想はネタバレになるので以下ネタバレで。

ネタバレ

単刀直入に言って一時流行ったフリーメーソンとかイルミナティみたいな闇政府感がプンプンしませんか?鉄道ってのもロックフェラーとかを想起させますし(フリーメーソンとどういう関係か忘れたけど)、ラストの「人口操作」ってのもサーズや鳥インフルエンザは人工的に作られた陰謀の産物だーみたいのを思い出しました。いやあ、今更感ハンパないですけど(笑)。例えばテロリストや革命家なんてもんも政治的に利用されてるに過ぎないんだよーって感じですかね。まあ、それをひっくり返すにはトップをぶち殺してガラガラポンするしかないと。そしたら自由が見えてくるよーみたいな。書いててどうでもいいんですけどね、正直。都市伝説にハマったのも昔の話。公開当時観てればまだその辺の熱量はあったのだろうか。

とにもかくにも、多少強引ながらも見せたいものに熱を注ぎ込む、という意味ではそこそこ面白いです。90年代のアクション映画的なノリですかね。そう考えると、やはり主演が弱いかなあ。このノリなら中肉中背の主人公よりは、もっとマチズモに走っても良かったのでは。それこそセガールとか(笑)。




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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ポン・ジュノ監督

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